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2008.12.17
表紙:入管システム最適化計画の構想と問題点
スライド「次期入管システムの構想と問題点」をベースにして、全面的に書き起こした「入管システム最適化計画」の批判的分析レポートのパンフレット化です。
パンフレット
監視社会の壊し方 ノート II
入管システム最適化計画の
構想と問題点
「予防型アルゴリズム的監視」と
府省庁間「情報共有」に向けた
テストケース
パンフレットのダウンロード
 ▲ダウンロード:約1.3Mバイト・PDF
【2008.12.17追記】
最近の日本政府内部での在留管理体制の大幅な転換の動きの中で、入管システム最適化計画について説明する必要が増えてきたのを期に、このパンフのファイルをとりあえず公開することにしました。現在進んでいる「新たな在留管理制度・在留カード制度・外国人台帳制度」の詳細が公開された時点で、本パンフレットは改訂することになると予想しています。

2006年11月以降改訂をしていないため、内容は古くなっている部分があります(たとえば、「外国人登録情報処理システム」(外国人登録制度)についての計画は2007年夏全面的に撤回され、代替えの制度・システムが現在検討されています)。ご留意ください。

「予防型アルゴリズム的監視」と「府省庁間情報共有」に向かう「電子政府・電子自治体」
 2006年3月末、日本政府の全府省庁が、現在稼働中の行政コンピューターシステムに対する「最適化計画」をいっせいに発表しました。その数は85件にのぼるといわれています。
 このパンフレットは、そのうち法務省入国管理局関係の行政システムを一元的に統合する「最適化計画」についての分析レポートをパンフレット化したものです。
    *  *
 「入管システム最適化計画」は、国会で「US-VISIT日本版」として大きく議論になったものです。この「次期入管システム」の構想には、多くの「プライバシー・基本的人権侵害の脅威」が含まれています。  日本政府・法務省は、主として「(基本的人権が制限されている)外国人」の管理を目的とする「入管システム」の最適化計画の中で、おそらくは日本政府としてはじめての
  ・「予防型アルゴリズム的監視」システムの意識的導入
  ・「情報活用・情報連携」:府省庁間「情報共有」の急速な拡大
を打ち出しました。しかしこの2つは、「出入国管理システム」(外国人の監視)に限らず、「個人情報」を取り扱うあらゆる「電子政府・電子自治体」のシステムで、今後大きな問題となるはずです。

入管システム最適化計画の 構想と問題点
「予防型アルゴリズム的監視」と 府省庁間「情報共有」に向けた テストケース
もくじ
  1. 入管システムの「最適化」
  入管システムの「最適化」
  次期入管システムの機能構成
  2. 最適化の「課題・目的・目標」
  入管システム最適化の「課題」
  入管システム最適化の「目的」
  入管システム最適化の「目標」
  3. 手法としての「集中・統合・拡張」
  「集中・統合・拡張」による最適化
  システム/ネットワークの統合
  ネットセントリック・アーキテクチャー
  「国家や会社による情報管制がはるかに容易になる」
  4. システム/機能の統合と拡張
  システム/機能の統合と拡張
  システム/機能構成の中央集権構造
  法務省入国管理局の組織
  5. データ/データベースの集中と統合
  データ/データベースの統合(機器の統合)
  データ/データベースの統合(データの統合)
  データ/データベースの統合(管理権限の統合)
  6. 情報結合とプロファイリング
  情報結合の一元的な「主体」
  次期入管システムの主要データ構成
  次期入管システムの主要データ間結合関係
  インテリジェンス・システム
  予防型アルゴリズム的監視
  ナレッジマネジメント・システム
  プロファイリング――予防型アルゴリズム的監視
  7. 個人情報の収集と運用
  次期入管システムの個人情報収集・運用
  次期入管システムの外部ネットワーク接続
  8. 最適化計画以降の「最適化構想」――「情報共有」に対する市民社会の課題
  「組織の壁:ボーダー」を越える最適化
  「組織の壁:ボーダー」を越える――ステップ/タイムテーブル
  「組織の壁:ボーダー」を越える――「ボーダーの拡張」と「ボーダーの希薄化」
  「組織の壁:ボーダー」を越える(法務省の思惑)
  「組織の壁:ボーダー」を越える――個人情報流通の市民的コントロール
  統合・相互参照/プライバシー法・情報人権――中長期的な展望

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